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ご利用事例

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case 01

 疾患管理 3ヶ月集中プログラム

 Y様(60代男性)
 内服治療せずに
 食事と運動を見直すことで、
 血糖値 :152㎎/dl→141mg/dl
 Hb A1c:7.1%→6.6%
 と改善

BMI=20.5と適正範囲の体重でありながら糖尿病の診断を受け、かかりつけ医より内服治療を勧められていたY様。内服治療をせずに、食事と運動で血糖値をコントロールしたいという思いで、 3ヶ月集中プログラムを始めました。

Y様は元々健康に気​​をつけて自炊していましたが、根菜を好むなど食事の糖質量が多い傾向でした
また、お食事も短時間で済ませることが多く、プログラム開始時の血糖値モニタリングでは、食後の血糖値スパイクは明らかでした。

プログラム開始後、専属看護師と一緒に糖質、たんぱく質、エネルギーの正しい摂取量など具体的に食事内容を見直し、糖質を減らした分どの程度のたんぱく質で補う必要があるか、嗜好品のスイーツはどの程度血糖値に反映するかなど、体験とフィードバックを重ねながら食事の理解を深めていただきました。

また、専属看護師はY様の随時血糖値をモニタリングしながら、食べ方や食材の選び方、調理の仕方など、Y様の生活に合わせてコーチングを行いました。

運動においては、Y様はゴルフを楽しまれ、普段からウォーキングの習慣がありましたが、トレーニングセッションで専属看護師が一緒にウォーキングを確認させていただいたところ、ウォーキングフォームやスピード、心拍数において運動強度の調整が必要であることが分かりました。 

そこで、Y様と一緒に食後血糖値スパイクを防ぐためのウォーキングのフォームやタイミング、強度を考慮して、無理のない範囲で筋力トレーニングを提案して習慣化のサポートを行いました。 

その結果、トレーニングセッションの回数を重ねながら、Y様には「運動と血糖値の関係」の理解を深めていただき、食後血糖値改善に効果的な運動を実践いただけるようになりました。

3ヶ月プログラムの終了時には、Y様は食事の摂り方のコツを掴め、継続可能な食事を摂りながら効果的な運動手法も習慣化されて、
血糖値:
152㎎/dl→141mg/dl
HbA1c:7.1%→6.6%と数値改善に成功されています。


かかりつけ医からも「内服せずにこのままの調子で」とのお墨付きももらっています。

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<専属看護師より>

これまでの人生で築き上げてきた生活習慣を見直すことはそう簡単ではないと思います。
それでも、ご自身の心や身体としっかりと向き合い、無理がない範囲で取り組みを続けると、それは習慣化します。
今後の人生がより豊かなものとなっていくお手伝いができたことを、看護師として喜ばしく思いました。