
糖尿病なのかも!?
気になる方へセルフチェック方法と受診の目安を解説
「親が糖尿病」「健康診断で発見されにくい“隠れ糖尿病”を知った」など、糖尿病かどうか心配…という方は多いのではないでしょうか。
自宅で簡単に「血糖値」の状態を知ることができ、糖尿病の疑いがあるかセルフチェックする方法があります。
今回は、簡単にできる糖尿病セルフチェック方法と受診の目安を解説します。
1.市販の血液検査キットでチェックする
<糖尿病血液検査キット>
通販サイトやドラッグストアで購入することができ、自宅で簡単に検査が可能です。
指先から数滴採血して、採血の検体を郵送すると、およそ 7~10 日で結果がわかります。
糖尿病診断の指標となる血糖値と HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を調べることができますが、糖尿病の診断はできないため、数値が高い場合は必ず糖尿病専門の医療機関で検査を受けましょう。
<自己血糖測定器>
専用の機器をレンタルまたは購入し、自宅で何度でも測定が可能です。
測定の時は指先に小さな針を刺すため、少し痛みがあります。
食事の前後に測定することで、糖尿病診断の指標となる空腹時血糖値や食後血糖値を知ることができます。
食事前(空腹時)の血糖値が 126mg/dl 以上、食後の血糖値が 200㎎/dl 以上の場合には糖尿病の疑いがあるので、糖尿病専門の医療機関で検査を受けましょう。
2.市販の尿検査でチェックする
<尿検査キット>
尿検査薬(試験紙)に尿を浸すだけで「尿糖」のチェックができます。
尿糖とは血液中の糖が尿中に排泄された糖のことです。
一般的に血糖値が 160~180mg/dL を超えると尿に糖が出てくるといわれています。
食後2時間後に測定し、尿糖が出ていると食後高血糖の可能性があります。
尿糖が陽性の場合には、医療機関で総合的な糖尿病検査を受けることをおすすめします。
3.持続血糖測定器でチェックする
持続血糖測定器(CGM)は、二の腕などに専用のセンサーを装着し、 24 時間持続的に血糖値を測定する医療機器です。
自己血糖測定器と違い、血糖値測定での痛みはありません。
1日の血糖値の変化がわかり、高血糖が続いていないかを知ることができます。
糖尿病の初期は、空腹時の血糖値は正常で、食後 2~3 時間に上昇する食後高血糖(血糖値スパイク)が多くみられます。
1日の血糖値の動きをチェックして、食後高血糖(食後2時間血糖値 140㎎/dl 以上)がみられた場合は、「隠れ糖尿病」の疑いがあります。
血糖値は食事で上昇しても上限 140㎎/dl を目安にコントロールされています。
1日のなかで 140㎎/dl 以上となることが頻発、持続する場合や食後血糖値が 200㎎/dl を超えることがあるような場合には、糖尿病専門の医療機関で検査を受けましょう。
厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査」によると、糖尿病疑いの人を含めると日本人 5~6 人に1人が糖尿病に罹患しているといわれています。
また、健康診断では異常がなくても、実は糖尿病やその予備軍だったという「隠れ糖尿病」の事例も増えています。
糖尿病かどうか心配な方は、定期的なセルフチェックで、“血糖値チェックサービス”の利用をおすすめします。
その中でも、持続血糖測定器を使用する“血糖値チェックサービス”は、医師や看護師のモニタリングによる血糖値(高血糖の持続、血糖値スパイク等の有無)のチェックと分析、的確なアドバイスが受けられ、数値だけでなく生活習慣の改善方法がわかります。
糖尿病の早期発見と予防のために“血糖値チェックサービス”を活用してみてはいかがでしょうか。
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<iphoneユーザー限定>
血糖値スパイクチェック(隠れ糖尿病)
チェックプログラム
持続⾎糖測定器を2週間装着し、⾷事や運動による⾎糖値の影響を24時間リアルタイムに測定し、⾎糖値スパイクを発⾒します。
さらに、専属ナースよりライフスタイルの改善アドバイスを受けられます。